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松岡 伸吾*; 桜井 勉
日本原子力学会誌, 28(8), p.701 - 709, 1986/00
被引用回数:1 パーセンタイル:20.71(Nuclear Science & Technology)揮発性放射性核種の放出低減化のため、再処理工程で発生するH,C,Kr,I及びエーロゾルの除去、固定及び処分法が各国で研究または実用化されている。これら処理処分の意義を定量的に考察し、次いで研究開発の現状と実工場で用いられているプロセスについて解説した。
松岡 伸吾*; 桜井 勉; 夏目 晴夫
UTNL-R-0190, p.8 - 16, 1986/00
再処理プラントのオフガスクリーニングシステムを調査し、技術的問題点等を検討した。その中で「より合理的」と考えられるシステムを議論し、改良案として一つのオフガスクリーニングシステムを提案した。系内でのヨウ素の分散を防ぐこと、及びできるだけ常温・常圧操作に近づける工夫がなされているのが特徴である。
桜井 勉; 古牧 睦英; 高橋 昭; 出雲 三四六
Journal of Nuclear Science and Technology, 21(11), p.877 - 879, 1984/00
被引用回数:3 パーセンタイル:59.52(Nuclear Science & Technology)再処理溶解工程オフガス中には1~10ppmの有機ヨウ素(主成分はヨウ化メチル、CHI)が含まれていると言われているが、それがゼオライト(ヨウ素除去用の吸着材)中でどのような挙動を示すか不明であった。著書らはCHIとNOの混合ガスをゼオライト13X、銀展着ゼオライト(AgX)等に吸着させ、脱着ガスを分析した結果、CHIはゼオライト上でNOと反応しヨウ素(I)、硝酸メチル(CHNO)、及び一酸化窒素(NO)を生成することを見出した。同様な結果をヨウ化エチル(CHI)についても得ることができた。したがって、NOx共存下では有機ヨウ素もI同様にゼオライトで除去することが可能である。
桜井 勉; 古牧 睦英; 高橋 昭; 出雲 三四六
Journal of Nuclear Science and Technology, 20(12), p.1046 - 1047, 1983/00
被引用回数:5 パーセンタイル:68.01(Nuclear Science & Technology)銀を含まないゼオライトによる再処理オフガス中のヨウ素除去プロセス開発の一環として、ゼオライト13Xに対するヨウ化メチル(有機ヨウ素と主成分)の吸着挙動を調べた。単体ヨウ素(I)と同じく、ヨウ化メチルもNO共存下で効率よく吸着する。注目すべき現象として、吸着したヨウ化メチルがNOと反応し、Iを生成することを確認した。有機ヨウ素も銀を含まないゼオライトで除去可能との見通しを得た。
吉田 浩; 沼田 和義; 松田 祐二; 大内 操; 成瀬 雄二
JAERI-M 8543, 35 Pages, 1979/11
本研究は、再処理工場オフガスを対象としたクリプトン放出低減化プラントのKr-Xe分離工程に熱拡散法を適用する場合の可能性を検討することを目的として実施したものである。実験装置としてはガラス製の加熱管式熱拡散塔(有効長さ1m、冷壁内径32mm、熱管外径21mm)を使用し、種々の操作条件(温度、圧力、ガス組成、リザーバー容種)における分離特性(分離係数、回収率、平衡達成時間など)を調べた。この結果、回分操作による熱拡散塔の特性は安定しており、最適操作圧力が広い温度範囲において400Torr前後となることから、本法が放射性ガスの漏洩に対して安全性の高いことが確められた。なお、実験結果に基づいて、処理量1500ton-U/yrの再処理工場オフガスを対象とするKr-Xe分離プラントの規模を推定したところ、熱拡散塔の本数および電力はそれぞれ約600本、900Kw程度と見積られた。